ソトオビエダシャク
Isturgia arenacearia ([Denis & Schiffermüller], 1775)
シャクガ科
開長・20mm前後
分布・本州、中国大陸、ヨーロッパ
環境省レッドカテゴリ・ 絶滅危惧ⅠB類
全体的に黄色みがかった色彩だが、出現期により多少の濃淡の差が出る。前翅の表側には、濃い色の帯が目立つ。
小型のガで、河川敷脇の草地に生息する。草丈が低く、地肌がところどころ露出した環境であること、地面が丸い石ころの堆積になっていることが生息に重要らしい。現在、国内で確実に生息する場所は、中部地方のごく限られたエリアのみ。
本種に関しては、「絶滅危惧の地味な虫たち」(ちくま新書)に既に詳しく書いた。
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